学生に薦める本 2004年版

石井 忠夫

『シンプリー・パーム―理想のPDAを目指して』

アンドレア・バター,デビット・ボーム著 伊藤正宏監修,小林淳子翻訳 ソフトバンクパブリッシング 2002年
1990年代の初めに現れたPDA(Personal Digital Assistant=個人情報端末)またはハンドヘルド・コンピュータの考えに対して、独自の設計哲学を持つ青年がベンチャー企業を設立し、アップル社のニュートンやマイクロソフト社のホケットPCと市場で対峙しながら成功するまでの波乱万丈の物語である。彼らが開発した製品は現在においてもソニーのCLIEシリーズ等に利用されている。
[OPAC]