図書館HOME>各種資料・学生に薦める本>学生に薦める本
学生に薦める本 2001年版
小宮山 智志
『陰陽師』
- 夢枕獏 文藝春秋 1991年
『数理の発想でみる社会』
- 小林淳一・木村邦博 ナカニシヤ出版 1997年
我々は“当たり前・常識”(=呪い、そして“吉田民人”の“プログラム”の一種)に縛られ、ものを見、行動しています(男だから・女だから・新潟国際情報大学生だから...)。いったいどんな仮定(呪い)に縛られているとどのような結末が予想されるのか? その仮定を少し変化させると結末はどのように変わるのか? これらの問いについて数学を使って答えようとしているのが、この本です。たくさんの人々が大変複雑に互いに影響しあって(呪い・呪われて)いる状況について考えるのは大変難しいことですが、数学を使うとスッキリ見えてくることがあります。そんな面白さが味わえる本です。
この本を読みと難しいと感じた方は、以下の4.5.の2冊からまず読むことをオススメします(講義・演習等で何度か、お勧めした本です)。
この本を読みと難しいと感じた方は、以下の4.5.の2冊からまず読むことをオススメします(講義・演習等で何度か、お勧めした本です)。
『社会科学のためのモデル入門』
- チャールズ・A・レイブ,ジェームズ・G・マーチ(佐藤嘉倫[ほか]訳) ハーベスト社 1991年
「大学時代には10冊しか本を読んではいけない」というルールがあってもぜひオススメしたい一冊。まず読もう。
私の今年度の「情報文化」または昨年度・今年度の情報システム演習3の「基本的数学モデル」とそっくりでしょう? こんな会話が、夜毎、安倍清明と源博雅の間で酒を組み交わしながら繰り広げられます。こんな風に講義できるといいのだけれど。