学生に薦める本 2011年版

清野 弘子(図書館)

『もの食う人びと』

辺見庸著 共同通信社 1994年
自分が皆さんと同じ大学生の頃にドキドキしながら読んだのが本書です。
筆者が世界各国を旅し、現地の人々と同じものを一緒になって「食う」ことを通じて、その土地と、人々と、時には歴史までを感じ取ろうとする体当たりなルポルタージュ。
タイの猫缶工場で、コソボの修道院で、ソマリアの食堂で、
ベトナムの満員列車で、ウィーンの大観覧車の中で、
韓国の儒者の村で、択捉島の留置所で、汚染されたチェルノブイリで・・・

筆者は何を食べ、そしてもの食う人々に何を見たのか?食べることが楽しみの1つである人も、カロリー摂取の一手段であるだけの人も驚きの先に感じるものがきっとあることでしょう。
[OPAC]