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グレゴリー・ハドリー
『ロード・ジム 上・下』
ジョセフ・コンラッド 講談社 2000.9-2000.10
コンラッドはポーランド出身ですが、イギリスに外国人として暮らし、高名な作家になりました。作品は日本語にも訳されていますし、ほとんどどの言語でも読めるはずです。
『ロード・ジム』は、20世紀初頭、ヨーロッパ帝国主義が隆盛を極めた時代に、南アジアに生きたヨーロッパの蒸気船船長たちの物語です。この作品を読んで私が思ったのは、ここに描かれた帝国主義のダイナミズムは、外国人英語教師の人生、ことに、ネイティヴ・スピーカとして英語を話す能力を切り売りして学校から学校、国から国を渡り歩く連中のそれとなんと似ていることだろう、また、彼らが教える所どこでも、ネイティヴのように英語を話したいと願う人々と彼らのあいだで繰り広げられる、ときに破壊的なドラマとも酷似している、ということでした。皆さんもぜひ本書を手にとって読んでみてください。そうすればあなたもきっと、日本に住む、英語を話す外国人の隠された世界に分け入ることができるでしょう。
『ロード・ジム』は、20世紀初頭、ヨーロッパ帝国主義が隆盛を極めた時代に、南アジアに生きたヨーロッパの蒸気船船長たちの物語です。この作品を読んで私が思ったのは、ここに描かれた帝国主義のダイナミズムは、外国人英語教師の人生、ことに、ネイティヴ・スピーカとして英語を話す能力を切り売りして学校から学校、国から国を渡り歩く連中のそれとなんと似ていることだろう、また、彼らが教える所どこでも、ネイティヴのように英語を話したいと願う人々と彼らのあいだで繰り広げられる、ときに破壊的なドラマとも酷似している、ということでした。皆さんもぜひ本書を手にとって読んでみてください。そうすればあなたもきっと、日本に住む、英語を話す外国人の隠された世界に分け入ることができるでしょう。