学生に薦める本 2013年版

吉澤 文寿

最近読んだ本から、つらつらと。

『それでも話し始めよう - アサ-ティブネスに学ぶ対等なコミュニケ-ション 』

アン・ディクソン/アサ-ティブジャパン クレイン
たんに職場やら、交渉の場で役立つというのではなく、自分の環境を少しでもよくしたいという人にとって、このようなメソッドは覚えておくといいと思います。
[OPAC]

『君たちはどう生きるか 岩波文庫』

吉野 源三郎【著】 岩波書店
受験勉強や、試験勉強が終わった人には是非読んでほしい。読みやすい本ですよ。
[OPAC]

『生きることと自己肯定感 』

高垣 忠一郎【著】 新日本出版社
自分自身を受け入れるというのは永遠かつ普遍的なテーマですね。同じく高垣氏が書いた『自己肯定感って、なんやろう?』(かもがわ出版、2008年)も絵本みたいに読めて、おもしろい本です。
[OPAC]

『教育とは何かを問いつづけて 岩波新書』

大田尭 岩波書店
都留文科大学学長時代の大田先生が学生たちの話を聞きながら、説いている話はおそらく多くの大学教員たちのメッセージです。立ち読みでもいいから、その部分を読んでみてください。
[OPAC]

『フタバから遠く離れて - 避難所からみた原発と日本社会 』

舩橋 淳【著】 岩波書店
「原発難民」とされた双葉町民。被災者に寄り添うことの意味をつくづく考えた本です。福島から新潟にも避難している人はたくさんいるし、新潟には柏崎刈羽原発もあるし、原発の問題はけっして他人事ではありませんね。
[OPAC]