学生に薦める本 2012年版

山口 潤(メディア準備室)

『SEを極める50の鉄則』

馬場史郎著 日経BP社 2000年4月
雑誌「日経コンピュータ」の連載コーナーをまとめた一冊です。前職のシステムエンジニア(SE)だった頃、当時のバイブルとしてよく読んでい ました。
プログラマやシステムエンジニア、プロジェクトマネージャの仕事への心構えをイメージすることができると思います。
著者の馬場史郎氏が執筆した書籍には独特の世界観がありますが、50のトピックスから分かり易く、非常に読み易い本だと思います。
少し古い本ですが、基本となる考え方は今も変わらないと思いますので、IT業界を志す学生の皆さんには是非一読されることをおススメします。
IT業界の仕事も結局は人づきあい(就活風に言えば「コミュニケーション能力が大切」)だということが分かりますよ!
[OPAC]

『今からはじめるiPad2』

富士通エフ・オー・エム株式会社著 FOM出版 2011年8月
2012年の5月から本学の図書館でもiPad2の貸出サービスが開始されました。学生の皆さんには是非、新しいデバイスを手に取ってどんどん使って欲しいと思います。
iPadにはこれと言ったマニュアルが無く、初めて使う人には少し不親切なのですが、図書館にはマニュアル本が多数あります。
その中でも、本書は全編カラー刷りで最もベーシックな解説書です。これ以上簡単に書かれているマニュアルは無いかもしれません。
本書を読むだけで最低限使えるようになると思います。
IT業界は新製品や新サービスの登場が目まぐるしく、あっという間にマニュアル本が役に立たなくなることも多々ありますが、基本の操作方法は変わらないと思いますので、本書を片手に図書館のiPadに触れてみては如何でしょうか。
学生の皆さんの中には、パソコンがあまり得意ではない方もいらっしゃるかもしれません。
パソコンが得意ではない方も是非一度使ってみてください。今までのパソコンの概念が少し変わると思います。
情報文化学部の学生の皆さんが近い将来、iPadでお客さんの経営についてアドバイスをしたり、アプリを開発したり、電子書籍を出版したりする日が来るのを楽しみにしています!
[OPAC]