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学生に薦める本 2018年版
河原 和好
『ミライのつくり方 2020-2045 僕がVRに賭けるわけ』
- GOROman(近藤義仁)・西田宗千佳(著) 講談社 2018年
VR(バーチャルリアリティ)の日本の先駆者である著者が書いた本で、彼の「これまで」と彼が考える「これから」が書いてある伝記的。コンピュータやVRが発展するこの先の未来で、仕事・教育・娯楽や社会がどうなっていくか考えさせられます。暗い未来で無く、明るい未来です。言ってみれば「未来のVRが体験」できるような本ですね。
『スティーブズ = STEVES (1)~(6)』
- うめ(漫画)松永肇一(原作) 小学館 2014年
今や世界一の企業になったアップル社が30年以上前に創業したころを描いた漫画です。アップル創業者のスティーブ・ジョブズとスティーブ・ウォズニアックを中心に、登場人物がとても魅力的に描かれています。ジョブズが無茶でダメな経営者だけど魅力的なところ、ジョブズに愛想をつかしながらついていくウォズ、ビル・ゲイツなども出てきます。「この物語は資料・証言を元にしたフィクションです。」とあるように脚色もありますが、コンピュータ、インターネット、スマートフォン、アップルそれぞれ発展の歴史として読んでみても面白いと思います。