学生に薦める本 2015年版

丑田 直希(情報センター課)

『インターネット・ゲーム依存症:ネトゲからスマホまで』

岡田尊司著 文藝春秋 2014.12
携帯電話・スマートフォンは非常に便利です。しかし、使い方を誤るとトラブルや犯罪に巻き込まれたり、自分が加害者になってしまう危険性もあります。
また、生活の面でも、ネット依存、生活習慣の乱れ、集中力の低下、直接のコミュニケーション力が身につかない、などの問題点も指摘されています。
気軽にSNSにアップした写真や書込みが原因になって就職で採用されない、なんてことも。
就職すると会社では、個人の携帯電話・スマートフォンにメールを転送することはできませんし、スマートフォンだけですべての仕事が片付くということはなく、パソコンを使用しなければならない場面の多くあります。
企業の担当者からは、パソコンを使えない新入社員が多くなってきたという声もききます。
便利な携帯電話・スマートフォンを適度に活用し、パソコンと使い分け、トラブルや犯罪に巻き込まれたり、ネット・ゲーム依存症にならないよう注意してください。
[OPAC]

『大学ノムコウ』

小樽商科大学キャリア教育開発チーム, キャリアバンク編 日本経済評論社 2008.4
大学では、高校まではとは異なり学ぶ内容を自分で決めなければなりません。
どうやって勉強したら良いかわからない、勉強している内容が何に役に立つか分からない、大学でどう生活していいかわからない、などと悩むこともあるかと思います。
本書には、具体的な学生生活の事例を挙げ、そこからより良い大学生活を送るためにヒントが書かれていますので、自分自身の将来を考える切っ掛けなるのではないでしょうか。
[OPAC]