学生に薦める本 2021年版

梶原 宏一(情報センター課)

『Master Keaton』

勝鹿北星作 ; 浦沢直樹画 小学館 1998~1999年
日英ハーフで元英国特殊部隊という主人公、平賀キートン太一が、ヨーロッパの源流を探るという考古学の研究調査(自分がやりたいこと)と、保険会社の調査員(生活のためのお仕事)をしながら、様々な事件に巻き込まれていきます。飄々としたキャラクターのキートンさんの考古学にかける熱い思い、国際的な陰謀に巻き込まれたり家族に振り回される様子に引き込まれていきます。
最終回、ぜひ読んでほしいです。
[OPAC]

『恋文の技術』

森見登美彦著 ポプラ社 2009年
片道書簡?で構成された本書。
文通相手は直接的には登場しませんが、主人公の手紙を通して人物像が鮮やかに浮き上がります。
森見登美彦氏の文章力が光る一冊です。
思わず「手紙でも書いてみようか」という気にさせる一冊。
くすっと笑ってしまうようなところもあるので、電車内で読むときは要注意。
[OPAC]

『大学生のための論文・レポートの論理的な書き方』

渡邊淳子著 研究社 2015年8月

『学生のレポート・論文作成トレーニング : スキルを学ぶ21のワーク』

桑田てるみ編 ; 桑田てるみ [ほか] 執筆 実教出版 2015年1月
報告書、議事録、企画書、提案書・・・就職して社会に出るとあらゆる場面で文章を書く場面に遭遇します。
「自分の意見を論理的にまとめて説得的に表現」することはセンスや才能など関係なく身につく「技術」です。
今のうちに身につけてしまいましょう。
[OPAC]
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