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学生に薦める本 2016年版
小林 満男
『働く。なぜ?』
- 中澤二朗 講談社現代新書 2013.10
キャリア開発や就職ガイダンスの副読本として、ぜひ読んで欲しい本である。就活は長くてもせいぜい1年かそこらだが、その後の職業人生は、好むと好まざるとにかかわらずおそらく40年ぐらいは続くと思われる。就活の前に、そもそもなぜ働くのか、どんな仕事をしたいのか、それはなぜなのかを自分なりに納得できれば、就活は案外とスムーズにいくのではなかろうか。
「職業人生40年」の土台はいつ作るのだろうか。土台が深ければ深いほど、また土台がしっかりしていればいるほど、その後の人生はそれだけ“拓けていく”はずだと思いながら、本気でこの本に向き合って頂きたい。この本の底流には『希望』というメッセージが隠されているような気がしている。
「職業人生40年」の土台はいつ作るのだろうか。土台が深ければ深いほど、また土台がしっかりしていればいるほど、その後の人生はそれだけ“拓けていく”はずだと思いながら、本気でこの本に向き合って頂きたい。この本の底流には『希望』というメッセージが隠されているような気がしている。
大学の「経営と組織」の参考書として、また経営コースの学生が企業を対象とした卒業研究を行う上で大いに役立つと思われるので、ぜひ読んでみてほしい。