学生に薦める本 2017年版

矢口 裕子

『若草物語』

ルイザ・メイ・オルコット 岩波書店 2013.8
 アメリカ女性文学の古典。母と四姉妹の物語に父が不在である理由は…。「文学」履修者は必読。
[OPAC]

『リノット』

アナイス・ニン 彩流社 2014.8
 11歳でヨーロッパからアメリカへ渡った少女が、生き別れになった父に宛てた手紙として綴った日記。「文学」履修者は必読。
[OPAC]

『ハックルベリ・フィンの冒険』

マーク・トウェイン著 加島祥造訳 架空社 1995.5
 アメリカ文学の古典的傑作を詩人の訳で。「文学」履修者は必読。
[OPAC]

『キャッチャー・イン・ザ・ライ』

J.D.サリンジャー 白水社 2003.4
 アメリカ青春文学の古典を村上春樹訳で。「文学」履修者は必読。
[OPAC]

『グレープフルーツジュース』

オノ・ヨーコ 講談社文庫 1998.4
 前衛芸術家としてのオノ・ヨーコ初期の詩集。
[OPAC]

『もしも、詩があったら』

アーサー・ビナード 光文社新書 2015.5
 中原中也賞受賞のアメリカ人詩人が、「もしも」をキーワードに名詩を読み解く。
[OPAC]

『独立国家のつくりかた』

坂口恭平 講談社現代新書 2012.5
 建築しない建築家にして新政府総理大臣による21世紀的野生の思考。
[OPAC]

『アナイス・ニンの日記』

アナイス・ニン著 : 矢口裕子編訳 水声社 2017.3
 17歳から73歳で亡くなるまでの波乱の生涯をたどる日記文学の白眉。
[OPAC]